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♪僕らの紡ぐ物語


この歌が、この音色が
届いたらいいな、だなんて



鏡音リンレン10周年おめでとう楽曲その1。
楽曲の話よりも「私とボカロの今までとこれから」という内容強め。


拍手[2回]


こちらも大分前に投稿した作品ですが、今更ながら記事をかきます!

楽曲自体はしーやさんの鏡音リンレン10周年記念コンピアルバム「Milestone」収録楽曲になります。
このコンピ、鏡音が誕生してから、どこの時系列の楽曲をかきますか??というコンセプトから始まったもので
私は「始まり」か「これから」をかきたいなと思った結果、「これから」を選びました。

何度も同じ話をしているので恐縮ではありますが、
私とリンレンとの出会いは学生時代、友達が複数人で割り勘してプレゼントしてくれたのが始まりです。
なお、その頃ピアノは弾いていたし、ゲーム音楽の耳コピもしてましたが

オリジナルの楽曲は全く作ったことがない

という状態でした。
(よくそれを知っていながらプレゼントしたな、やつら。。。)

プレゼントしてもらったし、何も曲かかないのもなと思って
初めて書いた曲が「歌姫の詩」、続いて「銀の園シルベスタ」になります。
この2曲の曲構成が似てるのも時期が同じころだったから、かもしれない。

ボカロというものは、MIDIやってた私からするとかなりの衝撃でした。
だって、自分が歌わなくても歌を謡ってもらえる。
そして悪ノPの「悪ノ娘」「悪ノ召使」でかなりの衝撃を覚えた「新しい創作」の形。
ずっとゲーム二次創作の漫画を描き続けていた私にとってはほんと、衝撃的で。
それから今までずっとボカロと一緒にある。生活にボカロの音楽が溢れている。

という前提からすると、「始まり」も「これから」も私からするとそんなに変わらないんです。
あの時に感じた衝撃は今でも色褪せずだし、あの時よりももっと音楽と歌詞による表現を覚えて
それをリンレンに歌わせる、それは私が創作を辞めない限り続くのだろうと。

もう1つ忘れていけないのは音サークルの結成。今は亡き「らずぴーとふれなんとか」ですね。
そこから、ここまで派生するとは欠片も思っていなかった「Story Box」
私が衝撃的だったこと、それを創作として形にまとめること、
「Story Box」は原点であり、ブレることのない主軸です。

なので、この曲は「物語に登場するリンレン」ではなく、
様々な経緯を経て「らずりP」の元にやってきた「我が家のリンレン」の歌、メッセージです。
出だしがAct2なのは、ボカロP始めた頃はAct2を謡わせていたからです。
…余談ですがV2 Appendをお迎えしたのは初代すとぼで「Libra」を歌わせたときに
Act2でやるの結構きつかったから、という経緯があるにはあります、笑。


それとそれと「真紅の書」を出した時に気持ちに限界がきて。
その時に相方に慰めてもらった(わりと泣いてましたね、あの時)こと、
そこから1つ乗り越えることを決めて、今、ここに私があります。
自分の作品を聞いてもらえる場ってどこにもないのではないかとかそういうネガティブなことを
アルバム出した直後に思って、めちゃくちゃ落ち込んでたんですよね。

でも、他人は他人、自分は自分。
自分の創作を一番愛せるのは自分。
勿論色んな人に聞いてもらえることはとても嬉しいし、聞いてもらいたいけど、主軸を他人に持たない。
(当たり前のことなんですけどね)

丁度この曲書いてたちょっと前に絶縁になったので(笑)尚更、依存しないことを意識するようになった。
ボカロという名の創作を踏まえて、私は一つ成長したし、今も創作を続けている。
凄く当たり前のことなんですが、意識できるまでに時間がかかって、ようやくものにできてきた気がします。
…たまに不安になったりしてじたばたしてることはあるけど(笑)


それを踏まえた上で歌詞を眺めると、「ああ」となるところもあるのかな。

ボカロと出会ったときの話(「歌姫の詩」は五線譜にメロディ書いてから打ち込み)とか
「Story Box」という形が生まれてきたこととか
何気ないこの歌、この物語が、誰かに届いたらいいなと。
リンレンから自分、自分から聞いてくださる方々へ、そんなメッセージを込めた1曲です。

長い!!


歌詞補足は5周年本の中でしてたのですが、とにもかくにも私にとってはすとぼが原点すぎて
「始まり」「これから」は「Story Box」と共に。
なので、歌詞引用がこの時点で出していたアルバム4枚の表題曲から引っ張ってたりします。
内訳は下記画像。


動画ではそれがわかるようにはなんとなくしてますが、
上記の通り、私とボカロによる創作メッセージなので、「Story Box」を意識してもしなくても。


この曲と一緒に作曲していた「テンス」も似たメッセージを持った楽曲ですが、
こちらは「テンス」の記事でかけたらなと思います!!!

ボカロPとボカロの出会い、付き合い方、これから、は色々見たり聞いたりしたいなあ。

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